2014/06/23

Making of "Out Of Bounds" 撮影編


みなさま、いかがお過ごしでしょうか。
私はバイオハザードの映画がふと見たくなり、1と2は観ていたので3から5までを週末でイッキ見してしまいました。
1~5まで観て言えることは2のジルは最高だったなと、もっとジルを出せと。それだけです。

さて今回は"Out Of Bounds"の撮影(キャプチャ)方法についてお話したいと思います。
PCゲームにおける基本的な撮影方法やPSO2ならではのTIPSなども交えつつ、これから動画撮影してみたいという方に役に立つように書いて見たいと思います。

詳細は続きに。

ゲーム画面の撮影っていうとキャプチャーボードが要るんですか?と思われる方もいるかもしれませんが、PCゲームの撮影の場合、キャプチャーボードはほぼ使われません。キャプチャー用のソフトウェアによる撮影が殆どです。
そのほうがキレイに簡単に撮れるからです。

"Out Of Bounds"では2種類のキャプチャーソフトを使いました。ShadowPlayとDxtrayです。

ShadowPlay

ShadowPlayはNVIDIAのGeForce Exprerienceというソフトに含まれる動画撮影機能です。
このソフトの特徴は非常に低負荷な点です。いままではソフトウェアによる動画撮影を行うと、ゲームのフレームレートがガクッと落ちるのが普通でしたが、ShadowPlayの場合はほぼ無視できる負荷レベルになっています。

また、撮影後のファイルがh.264でエンコード済みという点も見逃せません。
他のキャプチャーソフトは比較的圧縮率の低いコーデックが採用されている関係で、撮影後のファイル容量が非常に大きくなってしまっていました。
ShadowPlayはh.264でリアルタイムにエンコードしてくれますので、ハードディスク容量の心配が少なくてすみます。
詳しい方はh.264で画質は大丈夫なのかと心配されるかもしれませんが、設定で50Mbpsまでビットレートを上げることが出来ますので大抵の場合は問題ないと思います。

さて、ここまで持ち上げたShadowPlayですが、大きな欠点があります。
それはご想像の通り、NVIDIA社制のビデオカード、それもGeForce GTX600シリーズ以上でないと使うことが出来ません。

Dxtray

つづいてDxtrayです。
もう全部ShadowPlayでいいんじゃないかな、と言いたくなるような状況ですが、ShadowPlayにも出来ないことがあります。
そのなかの一つが高フレームレートでの撮影です。
"Out Of Bounds"では一部スローモーの演出を入れたかったので、高フレームレートでの撮影が必要でした。そこでDxtrayを使用しています。

スローモーション撮影

Dxtrayでは撮影時のフレームレートを自由に設定できます。"Out Of Bounds"のスローモー部分は120fpsで撮影、これを24fpsで再生させることにより動きを1/5の速度にしながらコマ落ちなしのスムーズな映像を実現しています。



このスローモーは意外と大変でした。
まずゲーム中のフレームレートが安定して120fps以上である必要があります。
そして今回自分の環境で問題になったのがストレージの書き込み速度です。
動画の保存先はSSDにしていたのですが、撮影の解像度が1080pでは書き込み速度が足らず、120fpsでの記録は無理でした。
解像度を720pに落とし圧縮を最大限行う設定にしたところでなんとか110~120fpsで記録できるといった状況でした。
240fpsぐらいで記録できるとスローモーの見栄えもぐっと上がるのでやりたかったのですが、これを実現するにはSSDのストライピング構成かRAMディスクへの記録を検討する必要がありそうです。

ゲームとは違う雰囲気を

"Out Of Bounds"ではできるだけ普段みんながプレイしているPSO2とは違う雰囲気にしたかったので、フレームレートを通常ゲームでは使われない24fpsにしています。これは30fpsや60fpsよりもスローモーがやりやすいといったメリットもあります。

また、アクションパレットやHPバーなどゲーム中のUIを出来る限り見せないようにしています。これは単純に最終出力よりも大きな解像度で撮影し、UIが映っている部分を削ぎ落とすというだけです。
言うのは簡単ですがやってることは結構ひどくて、1080pで撮っても720pの絵しか得られないという感じです。
UI非表示オプションの実装をお願いしますSEGAさん!

撮影はUI入りの状態で行われるが、赤枠の外側はすべて切り捨てられる

"Out Of Bounds"では空間情報投影というお題で、撮影した動画に2Dの絵を合成する必要がありました。これを自然に効率よく実現するにはカメラが固定(フィックス)の状態であることがベストです。
しかしながらPSO2ではカメラは自キャラの動きとリンクし、自キャラが動けばカメラも動くという動作になります。
これについては別アカウントのカメラ用キャラを用意し、PC2台体制でカメラ用キャラと演技用キャラを同時にログインさせ撮影を行いました。
えー力技じゃんって思うけどこれしかないんです!これから撮る人がんばって!

他にも自由度の低いカメラアングルに悩まされましたが、そこは先日のカメラ機能のアップデートでかなり便利になったのではないでしょうか。(ここらもしっかりテストしたいですね)


いかがでしょうか。
長くなってしまったので撮影編はここまで。
やっぱりジルは最高ですね。

4 件のコメント:

  1. Ahanです

    高ビットレートの大量の動画保存にはSSDよりもRAIDOのHDDの方が強かったりします。
    動画は、連続データになるのでWriteバッファに1GB程度RAMディスクを割り当ててや
    ると問題なく取得できたりします。

    ダイビングで水中撮影の動画が私はメインですが、動画は容量食うのでやっかいですなー

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  2. 水中撮影楽しそうですね。
    GoProですか?

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  3. サービス再開したみたいなので撮ってみようかなぁ・・・?

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  4. Ahanです

    水中撮影楽しいですよ。
    カメラは、一眼レフに水中ハウジングつけてもぐってます。
    一眼レフでFHDの60Pビデオが取れるようになってからは
    全部一眼で撮るようになりました。

    GoProの手軽でいいんだけど画質的に納得できないのが
    難点ですね。

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